【自作PC】初心者向け!インテルCPU(LGA1200)の取り付け方

この記事では「初心者の方でもインテル 第10世代~11世代 CPU(ソケット形状 LGA1200)」を問題なく取り付けできる」ように紹介しています。

画像も多めでわかりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

この記事はこんな方にオススメです!
  • 初めてCPUを取り付ける方(初心者の方)
  • CPUの取り付け方を画像で確認したい方
  • CPU取り付け時の注意点を知りたい方
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使用するマザーボードとCPU

マザーボード
CPU

このあと紹介する取り付け手順では、上の画像のマザーボードとCPUを使用いたします。


マザーボード
ASUS TUF GAMING B460M-PLUS
ソケット形状:LGA1200
サイズ:MicroATX
使用するマザーボードの詳細はこちら!

CPU
CORE i5-10400(インテル 第10世代CPU)
ソケット形状:LGA1200
内臓グラフィック:有り
使用するCPUの詳細はこちら!

インテルCPUの場合、モデル名の末尾に「F」が付くものがありますが

  • 末尾に「F」が付くモデルは、内臓グラフィック機能なし
  • 末尾に「F」が付かないモデルは、内臓グラフィック機能あり

という解釈になります。

今回用意したCORE i5-10400は、末尾に「F」が付かない物なので、内臓のグラフィック機能があります。

グラフィックボードを取り付ける前提であれば末尾に「F」が付くモデル、特にこだわりも無く少しでも費用を抑えたいなら末尾に「F」が付かないモデルを選ぶのが基本的な選び方になります。

ご自身の予算や用途に合った物を選んでおきたいところです。

取り付け手順

それでは、取り付け手順を詳しく紹介していきます。

ちなみにですが、CPUを取り付ける場所は上の画像の赤丸部分です。

STEP
CPUソケットカバーを開ける

まずはじめに、CPUソケットカバーを開けていきます。

右側にあるレバーは、フックで固定されているので最初にレバーを押し下げます。

レバーを押し下げた状態で、右側にスライドすると固定が解除されます。

解除できたら、そのままレバーを引き上げます。

すると、CPUを格納するためのソケット(四角い枠)があります。

注意

ソケット内には、無数のピンが組み込まれています。
このピンの上にCPUを載せるので、触ったり曲げたりしないように気をつけて下さい!

STEP
CPUをソケットに載せる

CPUの角には、三角形の目印があります。

この三角形の目印とマザーボード側の丸い目印が、隣同士になるようにしてからCPUをソケットの上にそっと載せます。

ソケットの突起がCPUの切り欠きに正しく入っていることを確認しておきましょう。

STEP
CPUソケットカバーを元に戻す

最後にCPUソケットカバーを元に戻していきます。

最初に持ち上げたレバーの左側にソケットカバーのレバーがありますので、ゆっくり押し下げます。

注意

最初に持ち上げたレバーを先に下げてしまうと、ソケットカバーが勢いよく倒れますので、先にソケットカバーのレバーを下げるようにして下さい。

続いて、最初に持ち上げたレバーを押し下げます。

この時、ソケットカバーの先端がネジの下側に入っていることを確認しておきましょう。

さらにレバーを押し下げます。

CPUを載せたことにより、レバーが重たくなります。

レバーを押し下げたら、左側にスライドさせてレバーを固定させます。

ソケット保護カバーが付属しているマザーボードの場合は、保護カバーが自然に取れます。

無くさないように大切に保管しておいて下さい。

外れない場合は、上に軽く引っ張ると外れます。

おつかれさまでした。

これでCPUの取り付けは完成です。

CPU取り付け時の注意点

初めてCPUを取り付ける方に向けて、取り付け時の注意点をいくつかご紹介いたします。

CPUの持ち方

CPUを持つ時は上下、または左右の側面を指で挟み込むようにして持つ方法をオススメします。

上の画像を参考にしてみて下さい。

CPUの端子

CPU裏面

CPUを実際に見てみると分かると思いますが、裏面には金色に装飾された端子が付いています。

この部分にキズが入ってしまうと、正常に動作しなくなる可能性がありますので、触ったりキズをつけたりしないよう十分に注意して下さい。

CPUがズレてしまった時の対処法

CPUをソケットの上に載せた時に、ソケットの突起にCPUが正しく入らないことがあります。

CPUを横にズラして載せてしまいがちですが、やり方によってはソケット内のピンが曲がってしまったり、CPUにキズをつけてしまう可能性があります。

ソケットの突起にCPUが正しく入らなかった場合は、下記の方法で対処してみて下さい。

対処方法!
  • CPUの側面をつまんで、ゆっくり持ちあげる
  • 再度、ソケットの上にそっと載せる

ゆっくりで大丈夫なので、慌てずに対処しましょう。

ここまでのまとめ

今回は、インテル 第10世代~第11世代 CPU(ソケット形状 LGA1200)の取り付け方について紹介いたしました。

CPUを載せる向きさえ間違えなければ、初心者の方でも問題なく取り付けられるかと思います。

慌てずにゆっくりで大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

この記事が初めてCPUを取り付ける方の参考になれば幸いです。

また、こちらの「PC自作の鉄則!2021」では、パーツの選び方や組み立て方、OSのセットアップ方法、困った時に役に立つトラブルチャートなどが記載されています。

少し古い書籍ですが、1冊でまるわかりなので、初めて自作PCを組む方にとてもオススメです。

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