
このページでは「ソケット形状 LGA1700に対応したCPUの取り付け方」を3ステップで初心者の方にもわかりやすいように紹介しています。
ソケット形状 LGA1700に対応しているCPUは、インテル 第12~14世代のCPUです。
画像も多めに使いながら丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ソケット形状 LGA1200に対応したCPUの取り付け方はこちらのページで紹介しています。
取り付け手順

一般的なマザーボードには、CPUソケットと呼ばれる物が備え付けられています。
このCPUソケット内にCPUを取り付けます。
それでは、取り付け手順を詳しく紹介していきます。

はじめに、CPUソケットの右側にあるレバーは、フックで固定されています。
固定を解除するために、レバーを押し下げます。

レバーを押し下げた状態で右側にスライドさせると、固定が解除されます。
解除できたら、レバーを引き上げます。

つぎに左側にあるレバーを引き上げます。

すると、CPUをのせるソケット(四角い枠)があります。
ソケット内には、無数のピンが組み込まれています。このピンの上にCPUをのせるので、触ったり曲げたりしないように気をつけて下さい!

CPU本体やソケットの蓋には、角に三角形の目印があります。
それぞれの位置を確認します。



上の画像は、CPU本体とソケットの蓋にある目印が、左下にある状態です。
このように、目印が同じ方向にある状態でCPU本体をソケットの上にのせます。
ゆっくりで大丈夫なので、そっとのせるようにして下さい。

上の画像のようにソケットにある突起に、CPU本体が入っていれば問題ありません。
所定の方向へしか入らない構造になっていますので、間違えることはありません。

最後にCPUソケットの蓋を閉めていきます。
まず、左側にあるレバーをゆっくり押し下げます。

次に右側のレバーをゆっくり押し下げます。
レバーを押し下げたら、左側にスライドさせて、レバーをフックに引っ掛けます。

保護カバー付きのマザーボードの場合は、保護カバーが自然に取れます。
無くさないように大切に保管しておいて下さい。

これでCPUの取り付けは完成です。
ここまでソケット形状 LGA1700に対応したCPUの取り付け方を3ステップで紹介してきましたが、初心者の方でも手順通りにやっていけば問題なく取り付けられるかと思います。
ソケット内のピンを曲げたり折ったりしないよう、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。
取り付け手順で使用したマザーボード!
取り付け手順で使用したCPU!
CPU取り付け時の注意点
ここでは初めてCPUを取り付ける方のために、取り付け時の注意点をいくつかご紹介いたします。
難しいことは一切ありませんので、参考程度にみて下さい。
CPU裏面の端子にキズなどをつけない

CPUを実際に見てみると分かると思いますが、裏面には金色に装飾された端子が付いています。
端子に傷をつけてしまうと、正常に動作しなくなる場合がありますので、慎重に取り使うようにして下さい。
CPUの持ち方

CPUの持ち方についてですが、上下または左右の側面を挟み込んで持つ方法がとてもオススメです。
この持ち方であれば、裏面の端子に触れずに持つことが可能です。
上の画像のように持てば大丈夫です。
CPUがズレてしまった時の対処法

CPU本体をソケットの上にのせようとした時に、たまに上の画像のように正しく入らないことがあります。
もしこうなったら、こちらの方法で対処してみて下さい!
- CPUの側面を持ち、ゆっくり持ちあげる
- 再度、ソケットの上にそっとのせる
正しく入らなかった場合でも、慌てずに対処することが重要です。
正しく入っていない状態で横にズラしてしまうと、やり方によってはソケット内のピンが曲がったり、CPUの端子をキズつけてしまう可能性があります。
「横にズラす」ということは、やらない方が無難です。
ここまでのまとめ
今回は、ソケット形状 LGA1700に対応したCPU(インテル 第12世代~第14世代 CPU)の取り付け方について紹介いたしました。
ソケット内のピンを曲げたり折ったりしないように、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。
慌てずにゆっくりで大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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