【初心者向け】インテル第12~14世代CPUの取り付け方!

このページでは、初めて自作PCを組み立てる方に向けて、CPUの取り付け方を紹介しています。

今回は、インテル第12~14世代(ソケット形状:LGA1700)に対応したCPUの取り付け方です。

初心者の方でも安心・安全に取り付けられるように、取り付け方や注意点を画像多めで丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

インテル第10、11世代CPU(ソケット形状 LGA1200)はこちらで紹介しています!

マザーボードやCPUをお探しの場合は、売れ筋ランキングを参考にしてみて下さい!
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取り付け手順

赤丸部分がCPUソケット

はじめにCPUの取り付け位置ですが、一般的なマザーボードには上の画像ようにCPUソケットと呼ばれるものが備え付けられています。

このCPUソケットの内部にCPUを取り付けます。

それでは、取り付け手順を詳しく紹介していきます。

STEP
CPUソケットの蓋を開ける

CPUソケットは蓋がしてあるので、まずは蓋を開けていきます。

蓋の右側には上の画像のようなレバーがありますが、フックで固定されています。

最初に固定を解除するために、レバーを押し下げます。

レバーを押し下げた状態で右側にスライドさせると、固定されていたレバーが外れます。

レバーが外れたら、レバーを引き上げます。

次に左側にもレバーがありますので、レバーを引き上げます。

すると、CPUを取り付けるソケット(四角い枠)があります。

ソケット内のピンに触れないように注意して下さい!

ソケット内には無数のピンが組み込まれていますが、このピンの上にCPUをのせることになるので、触れないように注意してください。

STEP
CPUをソケットにのせる
CPU本体

CPU本体をよく見てみるとわかるかと思いますが、角に三角形の刻印があります。

また、ソケットの蓋やソケット保護カバーにも同様の三角形の刻印があります。

ソケットの蓋
ソケット保護カバー

それぞれの三角形の刻印を確認しておいて下さい。

マザーボードによっては、ソケット保護カバーが付いていない場合もあります。

目印が左下にある状態

三角形の刻印を確認できたら、CPU本体とソケットの蓋(もしくはソケット保護カバー)の刻印の向きが同じ方向にある状態でCPU本体をソケットの上にそっとのせます。

上の画像は三角形の刻印が左下にある状態です。

重要なところなので、もう一度お伝えしますが、CPU本体はそっとのせて下さい。

ここがとても重要なので、焦らずに丁寧にのせるようにしてください。

三角形の刻印の向きが間違っていなければ、上の画像のようにソケットにある突起にCPU本体がピタリと入ります。

所定の方向へしか入らない構造になっていますが、きちんとCPU本体が入っていることを確認するようにして下さい。

STEP
CPUソケットの蓋を閉める

最後にCPUソケットの蓋を閉めていきます。

まず、左側にあるレバーをゆっくり押し下げます。

次に右側のレバーをゆっくり押し下げます。

この時、CPUを挟み込むのでレバーが重たくなります。

レバーを押し下げたら、左側にスライドさせて、レバーをフックに引っ掛けます。

保護カバー付きのマザーボードの場合は、保護カバーが自然に取れます。

無くさないように大切に保管しておいて下さい。

保護カバーが自然に外れない場合は、上に軽く引っ張ると外れます。

これでCPUの取り付けは完成です。

ここまでインテル第12~14世代(ソケット形状:LGA1700)に対応したCPUの取り付け方を3ステップで紹介してきましたが、初心者の方でも手順通りにやっていけば問題なく取り付けられるかと思います。

三角形の刻印の向きをしっかりと確認し、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。

取り付け手順で使用したマザーボード!

取り付け手順で使用したCPU!

CPU取り付け時の注意点

ここでは初めてCPUを取り付ける方のために、注意点をいくつかご紹介いたします。

難しいことは一切ありませんが、間違えると取り返しのつかない事態になる可能性もありますので、ご覧いただければと思います。

① CPU裏面の端子にキズや汚れをつけない

CPU裏面

CPUのを裏面には金色には、装飾された端子が付いています。

この端子にキズや汚れがついてしまうと、正常に動作しなくなる場合があります。

キズや汚れをつけないよう慎重に取り使うようにして下さい。

② CPUの持ち方

CPUを持つ時は、上下または左右の側面をしっかり挟み込んで持つようにして下さい。

上の画像のように持つことで裏面の端子に触れずに持つことが可能です。

CPUは衝撃にとても弱いので、誤って落下させてしまうと一発で故障してしまう可能性もあります。

CPUソケット上で落下させてしまうとソケット内のピンが曲がったり折れたりして、大惨事を招くことになるので、側面をしっかり挟み込んで持つようにして下さい。

③ ソケット上でCPUがズレてしまった場合の対処法

CPU本体をソケットの上にのせようとした時、たまに上の画像のようにズレてしまい正しく入らないことがあります。

無理やり横にズラしてしまうと、やり方によってはソケット内のピンが曲がったり、CPUの端子をキズつけてしまう可能性があるので「横にズラす」ということはやらない方が無難です。

正しく入らなかった場合は、こちらの方法で対処してみて下さい!
  • CPUの側面を持ち、ゆっくり持ちあげる
  • 再度、ソケットの上にそっとのせる

ゆっくりで大丈夫なので、慌てずに対処するようにして下さい。

ここまでのまとめ

今回は、インテル第12~14世代(ソケット形状:LGA1700)に対応したCPUの取り付け方について紹介いたしました。

ひとつひとつ手順を確認していただき、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。

慌てずにゆっくりで大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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