初めてでもできる!インテルCPUの取り付け方!LGA1200

このページでは「ソケット形状 LGA1200に対応したCPUの取り付け方」を3ステップで初心者の方にもわかりやすいように紹介しています。

ソケット形状 LGA1200に対応しているCPUは、インテル 第10世代と11世代のCPUです。

画像も多めに使いながら丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ソケット形状 LGA1700に対応したCPUの取り付け方はこちらのページで紹介しています。

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取り付け手順

赤丸部分がCPUソケット

一般的なマザーボードには、CPUソケットと呼ばれる物が備え付けられています。

このCPUソケット内にCPUを取り付けます。

それでは、取り付け手順を詳しく紹介していきます。

STEP
CPUソケットの蓋を開ける

はじめに、CPUソケットの右側にあるレバーは、フックで固定されています。

固定を解除するために、レバーを押し下げます。

レバーを押し下げた状態で右側にスライドさせると、固定が解除されます。

解除できたら、レバーを引き上げます。

すると、CPUをのせるソケット(四角い枠)があります。

ピン曲がりに注意!

ソケット内には、無数のピンが組み込まれています。このピンの上にCPUをのせるので、触ったり曲げたりしないように気をつけて下さい!

STEP
CPUをソケットにのせる

CPUの角には、三角形の目印があります。

この三角形の目印(▼)とマザーボード側の丸い目印(●)が、隣同士になる向きでCPU本体をソケットの上にのせます。

ゆっくりで大丈夫なので、そっとのせるようにして下さい。

上の画像のようにソケットにある突起に、CPU本体が入っていれば問題ありません。

所定の方向へしか入らない構造になっていますので、間違えることはありません。

STEP
CPUソケットの蓋を閉める

最後にCPUソケットの蓋を閉めていきます。

最初に持ち上げたレバーの左側に、ソケットカバーのレバーがあります。

先にソケットカバーのレバーをゆっくり押し下げます。

注意

先に最初に持ち上げたレバーを下げると、ソケットカバーが勢いよく倒れます。先にソケットカバーのレバーを下げるようにしてください。

続いて、最初に持ち上げたレバーを押し下げます。

この時、ソケットカバーの先端がネジの下側に入っていることを確認しておきましょう。

先端がネジの下側に入っていない場合は、入るように入れ直して下さい。

さらにレバーを押し下げます。

この時、CPUを挟み込むので、レバーが重たくなります。

レバーを押し下げたら、左側にスライドさせて、レバーをフックに引っ掛けます。

保護カバー付きのマザーボードの場合は、保護カバーが自然に取れます。

無くさないように大切に保管しておいて下さい。

保護カバーが自然に外れない場合は、上に軽く引っ張ると外れます。

これでCPUの取り付けは完成です。

ここまでソケット形状 LGA1200に対応したCPUの取り付け方を3ステップで紹介してきましたが、初心者の方でも手順通りにやっていけば問題なく取り付けられるかと思います。

ソケット内のピンを曲げたり折ったりしないよう、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。

取り付け手順で使用したマザーボード!

取り付け手順で使用したCPU!

CPU取り付け時の注意点

ここでは初めてCPUを取り付ける方のために、取り付け時の注意点をいくつかご紹介いたします。

難しいことは一切ありませんので、参考程度にみて下さい。

CPU裏面の端子にキズなどをつけない

CPU裏面

CPUを実際に見てみると分かると思いますが、裏面には金色に装飾された端子が付いています。

端子に傷をつけてしまうと、正常に動作しなくなる場合がありますので、慎重に取り使うようにして下さい。

CPUの持ち方

CPUの持ち方についてですが、上下または左右の側面を挟み込んで持つ方法がとてもオススメです。

この持ち方であれば、裏面の端子に触れずに持つことが可能です。

上の画像のように持てば大丈夫です。

CPUがズレてしまった時の対処法

CPU本体をソケットの上にのせようとした時に、たまに上の画像のように正しく入らないことがあります。

もしこうなったら、こちらの方法で対処してみて下さい!

対処方法!
  • CPUの側面を持ち、ゆっくり持ちあげる
  • 再度、ソケットの上にそっと載せる

正しく入らなかった場合でも、慌てずに対処することが重要です。

正しく入っていない状態で横にズラしてしまうと、やり方によってはソケット内のピンが曲がったり、CPUの端子をキズつけてしまう可能性があります。

「横にズラす」ということは、やらない方が無難です。

ここまでのまとめ

今回は、ソケット形状 LGA1200に対応したCPU(インテル 第10世代と11世代 CPU)の取り付け方について紹介いたしました。

ソケット内のピンを曲げたり折ったりしないように、丁寧に取り付け作業を行うようにして下さい。

慌てずにゆっくりで大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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気になる方は参考にしてみて下さい。

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