【自作PC】メモリーの取り付け方 (初心者向け)

一般的なマザーボードには、メモリーを取り付けるための専用スロットが用意されています。

この専用スロットにメモリーを取り付ける訳ですが、同じ規格のメモリーを2枚取り付けて「デュアルチャンネルで動作させる」のが主流です。

ここでは初心者の方に向けて、メモリーの取り付け方を画像多めでわかりやすく紹介しています。

こんな方におすすめ!
  • メモリーを初めて取り付ける方(初心者の方)
  • メモリーの取り付け方を画像で確認したい方
  • メモリー取り付け時の注意点を知りたい方

初めてメモリーを取り付ける方でも、手順通りにやっていけば問題なく取り付けることができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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今回の紹介で使用するマザーボードとメモリー

【 マザーボード 】
ASUS TUF GAMING B460M-PLUS
【 メモリー】
XPG Hunter デスクトップPC用

はじめに、取り付け手順で使用するマザーボードとメモリーの簡単な紹介です。


マザーボード
ASUS TUF GAMING B460M-PLUS
ソケット形状:LGA1200
サイズ:MicroATX

メモリー
XPG Hunter デスクトップPC用ゲーミングメモリー
規格:DDR4-2666(PC4-21300)
RGB対応:非対応

メモリーについては、同じものを2枚使い、デュアルチャンネルで動作させます。

デュアルチャンネルとは、同じ規格のメモリーを2枚装着することによって、動作速度を向上させる技術のことです。

できれば同じ規格のメモリーを2枚装着して動作速度を向上させたいところですが、1枚でも動作しますのでご安心下さい。

取り付け手順

それでは、取り付け手順を詳しく紹介していきます。

ちなみにですが、メモリーを取り付ける場所は上の画像の赤丸部分です。

STEP
スロットのツメを解除する

今回は、メモリーを上の画像の②と④のスロットに取り付けて、デュアルチャンネルで動作するようにしていきます。

はじめに、②と④のスロット右側に付いているツメを外側に開いて解除します。

解除すると、外側にツメが倒れます。

今回は右側のツメだけ解除していますが、左側にもツメがあるマザーボードの場合は、左側のツメも解除して下さい。

STEP
メモリーを挿し込む

メモリーをスロットの上から仮挿しして、メモリー側とスロット側の切り欠きが合っていることを確認します。

切り欠きの位置が合っていない場合は、メモリーの左右が反対になっているので向きを変えて調整して下さい。

メモリーの上側から左右均等に力を入れて、メモリーを挿し込みます。

両手で挿し込むとすんなり入ります。

メモリーが正常に入ると、解除したツメが自然に起き上がりロックされます。

左側にもツメがあるマザーボードの場合は、左側のツメもロックされていることを確認して下さい。

手順
もう1本のメモリーも同様に取り付けて完成

おつかれさまでした。

これでメモリーの取り付けは完成です。

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また、パーツの選び方、組み立て方、OSのセットアップ方法など、まるわかりなので初めて自作PCを組む方にオススメしたい1冊です。

メモリーはどのスロットに取り付けるのが正解?

メモリースロットの数は、マザーボードの種類や大きさによって異なります。

マザーボードに搭載されているメモリースロットの数は、2本もしくは4本が一般的です。

メモリーは基本的に、どのスロットに取り付けても大丈夫です。

1度メーカーのホームページやマザーボードのユーザーマニュアルで確認しておけば、間違いが無くなります。

例えばユーザーマニュアルにはこんな感じで載っています!

少し分かりにくいかもしれませんが

メモリーを1本だけ取りける場合は、DIMM_B2スロット。
メモリーを2本取り付ける場合は、DIMM_B2とDIMM_A2スロットに取り付ける。(デュアルチャンネルで動作)

という解釈になります。

デュアルチャンネルで動作させるには、同じ規格のメモリーを上の画像の②と④のスロットに装着させる必要があります。

このマザーボードの場合はスロットの色が異なっているでわかりやすいですが、スロットの色が全て同じ色のマザーボードも存在します。

デュアルチャンネルにできれば動作速度が速くなるので、できれば同じ規格のメモリーを2枚いたいところです。

メモリー取り付け時の注意点

ここでメモリー取り付け時の注意点をいくつかご紹介いたします。

重要な部分もありますので、サラッとでいいので見て下さい。

メモリーの持ち方

メモリーの持ち方は、両端を挟み込むようにして持つのがオススメです。

上の画像を参考にしてみて下さい。

片手で持つことが難しい場合は。両方の手で挟み込んでも大丈夫です。

また、上の画像のような黒いカバー(放熱板)が付いているメモリーの場合は、黒いカバー部分を持っても大丈夫です。

メモリーの下側には端子が付いているので、この部分は触ったりキズをつけないように注意して下さい。

ツメが起き上がらない場合の対処法

メモリーを挿し込んだ時にツメが自然に起き上がらない場合は、挿し込む力が足りていないことが考えられます。

ツメが自然に起き上がらない、ツメが中途半端に上がっている場合は、下記の方法で対処してみて下さい。

対処方法

1.ツメを外側に開いて解除する
2.メモリーを持ち上げて、取り外す
3.もう一度、メモリーを挿し込む

挿し込む力が足りていれば、そうそう起こることではありませんが、メモリーの挿し込み不良はよくあることなので参考にして頂ければと思います。

ここまでのまとめ

今回は、メモリーの取り付け方について紹介いたしました。

メモリーを挿し込む時は少し力を入れないとうまく挿し込めないことがありますが、初心者の方でも手順通りにやっていけば、問題なく取り付けられるかと思います。

他のパーツの取り付け方も別の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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トラブルチャートも記載されていますので、一冊持っていると何かあった時にとても役に立ちます。

気になる方は参考にしてみて下さい。

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