【自作PC】電源ユニットの取り付け方(初心者向け)

電源ユニットは各パーツに電力を供給する役割がありますが、取り付け方法はPCケースにネジで固定するだけなのでとても簡単です。

とは言っても初めて電源ユニットを取り付ける方にとっては、どういう風に取り付ければ良いのか分からない方も多いかと思います。

ここでは初心者の方に向けて、電源ユニットの取り付け方を画像多めでわかりやすく紹介しています。

難しい作業は一切ないので参考にしてみて下さい。

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電源ユニットの取り付け場所

ここでは初めて電源ユニットを取り付ける方が「電源ユニットの取り付け場所はどこ?」

とならないように取り付け場所を紹介しておきます。

「取り付け場所は知っているよ!」という方は、読み飛ばして下さいね!

電源ユニットの取り付け場所は、PCケースによって異なりますが「ケース下側」もしくは「ケース側面」に取り付けるのが一般的です。

ケースの下側に取り付けるタイプ

※画像のPCケース:NZXT H510 Elite

ケースの側面に取り付けるタイプ

※画像のPCケース:IN WIN A3

大きめのPCケースの場合は電源ユニットを下側に、小さめのPCケースの場合は側面に取り付けることが多いのが特徴です。

ケース側面に取り付けるタイプの場合は、先にマザーボードを取り付けてから電源ユニットを取り付けることを推奨します。

電源ユニットを先に取り付けてしまうと、内部スペースが狭くなりマザーボードが取り付けにくくなる場合があるためです。

電源ユニットの取り付け手順

それでは、電源ユニットの取り付け手順を紹介していきます。

「ケース下側」と「ケースの側面側」に取り付けるタイプ、それぞれの手順について実際の画像を見ながら確認していきましょう!

ケース下側に取り付けるタイプ

【PCケース】
NZXT H510 Elite

【電源ユニット】
Corsair RM750x
(プラグイン式)

取り付け手順は、上のパーツの画像を使って紹介します!

事前にPCケース左右のカバーを取り外しておいて下さいね!

STEP
ATX24ピンとEPS/12Vケーブルを挿し込む

今回、使用する電源ユニットはプラグイン式のなので、必要なケーブルを先に接続しておくとケーブルの付け忘れがなくなります。

プラグイン式ではない電源ユニット(ケーブルが取り外せないタイプ)の場合はこの工程は不要です。

ちなみにプラグイン式とは、ケーブルが取り外せるタイプの電源ユニットのことです。

必要なケーブルだけを使うことができるので、PC内の配線がスマートになるメリットがあります!

今回は「ATX24ピンケーブル」と「EPS/12Vケーブル」を先に挿し込んでいます。

SSDを接続する場合は、SATAケーブルも一緒に挿し込んでおいて下さい。

STEP
ファン面を下向きにしてPCケースに入れる

今回、使用しているPCケース(NZXT H510 Elite)の場合は、底面に給気口が設けられているので電源ユニットのファン面を下向きにしてPCケースに入れます。

PCケースの底面から給気して、電源ユニットの背面から排気させる構造にします。

底面に給気口が無いPCケースの場合は、ファン面を上向きにするとエアフロ―を確保できるようになります。

PCケースによって推奨される電源ユニットの向きがあるので、一度はメーカーのホームページなどで確認しておいた方が安心できるかと思います。

STEP
電源ユニットをPCケースに固定する

電源ユニットの背面には、PCケースに固定するための穴がいくつか用意されています。

電源ユニットに付属されているインチネジ4本を使用して、電源ユニットをPCケースに固定すれば完成です。

ネジの固定場所は使用するPCケースや電源ユニット、電源ユニットの取り付け向きによって異なる場合があります。

基本的には対角線上になるように取り付けていけば、特に問題はありません。

ケース側面に取り付けるタイプ

【PCケース】
IN WIN A3 

【電源ユニット】
DEEPCOOL PQ750M
(プラグイン式)

取り付け手順は、上のパーツの画像を使って紹介します!

こちらも事前にPCケース左右のカバーを取り外しておいて下さいね!

STEP
ATX24ピンとEPS/12Vケーブルを先に挿し込む

こちらの電源ユニットもプラグイン式のなので、必要なケーブルを先に接続しておくとケーブルの付け忘れがなくなります。

プラグイン式ではない電源ユニット(ケーブルが取り外せないタイプ)の場合はこの工程は不要です。

今回も「ATX24ピンケーブル」と「EPS/12Vケーブル」を先に挿し込んでいます。

SSDを接続する場合は、SATAケーブルも一緒に挿し込んでおいて下さい。

STEP
側面のカバーを取り外す

今回、使用しているPCケース(IN WIN A3)のように側面にカバーが付いている場合は、先に取り外しておきます。

※カバーが付いていない場合はこの工程は不要です!

今回は、ネジで固定されているのでネジを外してからカバーを取り外します。

カバーを取り外すと内部にアクセスできるスペースが格段に広くなります。

STEP
ファン面を内向きにしてPCケースに入れる

今回のPCケース(IN WIN A3)は側面に給気口はないので、ファン面をPCケース内に向けてPCケース内に入れます。

※電源ユニットを固定するまでの間は保持していなければならないので、可能であれば二人で取り付け作業をした方が楽になります。

STEP
電源ユニットをPCケースに固定する

PCケース上面には、電源ユニット固定用の穴が4つ用意されています。

電源ユニットに付属されているインチネジ4本を使用して、電源ユニットをPCケースに固定します。

今回のように電源ユニットを側面に取り付けPCケースの場合は、上面もしくは下面からビスで固定します。

今回は、PCケース上面から固定します。

STEP
電源ケーブルを電源ユニットに挿し込む

今回のPCケースは電源ケーブルが中継式になっているので、PCケースに取り付けられているケーブルを電源ユニットに挿し込みます。

STEP
電源ユニットの落下防止用の金具を固定する

STEP2で取り外したカバーを元に戻します。

今回のPCケースは、電源ユニットの落下防止用の金具が最初から取り付けられています。

電源ユニットは上部からネジで固定しているだけなので、こういった落下防止対策がされているPCケースは安心できます。

落下防止用の金具に取り付けられているネジを緩めて、上側(電源ユニット側)にスライドしてネジを固定すれば取り付け作業は完了です。

ここまでのまとめ

今回は、電源ユニットの取り付け方を紹介いたしました。

使用するPCケースによって電源ユニットの取り付け方法が異なる場合がありますが、基本的にはネジで固定するだけなので初心者の方でも難なく取り付けることが出来るかと思います。

プラグイン式の電源ユニットは少し値が張りますが、PCケース内の配線がとてもスマートになり見た目も奇麗に見えるのでとてもオススメです。

初めて自作PCを組む方の参考になれば幸いです。

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